[Save The Date] セミナー開催案内: 12/26(火曜)13時〜

2023年のボランタリーカーボンクレジット市場振り返り

[Save The Date] セミナー開催案内: 12/26(火曜)13時〜

今年1年も残り少なくなってきました。そこで、「2023年のボランタリーカーボンクレジット市場の振り返り」という位置づけでのセミナーを開催いたします。

この1年、ボランタリーカーボンクレジット市場は、年初のガーディアン記事(参考)に始まる自然由来のカーボンクレジットの過剰発行リスクの指摘に伴い、市場も償却量ベースでは当初想定していた盛り上がりを見せませんでした。

一方で、カーボンクレジットを創出するための方法論については、様々な批判を受けながら多くの改訂が発表されました。このニュースレターでも、REDD、ARR、IFM、ALMなど多くの個別方法論に関する改訂の説明や、VCS StandardやICVCM CCPなどに関する説明をしてきましたが、確実に方法論は過剰発行リスクが低減される方向での修正が進んでいます。

本セミナーでは、いつものような方法論ごとのテクニカルな議論には深入りせずに、市場全体がどのように推移しているのか、需要と供給の観点から定量的な数値をお伝えしていきます。

需要側としては、償却量ベースでは前年よりも冷え込みましたが、一方で自然由来のカーボンクレジットの調達・投資に対して積極的な姿勢を公表する企業も多くあります。クレジットの取引データや、各企業のサステナビリティレポート等の解析を通して、具体的にどのセクター・どの企業が、どのような取引を行なっていて、将来に対してはどのような姿勢を表明しているのかを紹介します。

供給側については、大規模なREDDは今後ARTなど管轄区レベルの方法論からの創出量が増えてくると予想されていたり、これまでのプロジェクトレベルのREDDと同程度の規模のALM案件も数多く出てきている中で、この10年で今までとは大きく供給構造が変わることが想定されます。パイプラインプロジェクト1の分析を通した供給構造の分析や、それぞれのカテゴリーがこれまでどのような批判を受けてきたのかなどを振り返ります。

これまですでにカーボンクレジットの調達をある程度されてきた方にとっても、これから調達を検討される方にとっても、市場の概観を掴む上で出発点となるような情報をお伝えできればと考えています。


  • 開催概要:

    • 日時 2023年12月26日(火) 13:00-14:30

    • 開催方法  Zoomによる配信

    • 参加費用 無料

  • 主催:

    • 株式会社サステナクラフト

    • 株式会社SDGインパクトジャパン

  • 申し込み方法:

  • 主な参加対象者:

    • 大企業において、脱炭素戦略・気候変動戦略にお悩みのサステナビリティ・事業企画担当の方

    • 脱炭素領域・自然由来の領域で新たな投資機会を模索されている金融機関の方

    • 脱炭素戦略のアドバイスを企業向けに行っているコンサルタントの方

  • 参加によって得られる内容(仮)(変更の可能性があります)

    • 自然由来を中心にボランタリークレジットの市場動向

    • 海外企業のボランタリークレジットの使用事例

    • COP28でのボランタリークレジットに関わる話題のまとめ


Disclaimers:
This newsletter is not financial advice. So do your own research and due diligence.


  1. まだValidationが完了していないため正式には登録されていないが、登録に向けた申請が進んでいるステージの案件

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ウェビナー GX/ETSに向けた炭素クレジット 最新動向 解説セミナー COP30やGX/ETS制度設計、そのほか関連イニシアティブを踏まえた最新動向 参加登録する 概要 2025年11月にブラジルで開催されたCOP30も含め、パリ協定第6条(国際炭素市場メカニズム)やJCM(二国間クレジット制度)を取り巻く環境は大きく動いています。 また、日本国内でもGX-ETS(排出量取引制度)の本格稼働に向けた制度設計が進んでおり、炭素クレジットの活用戦略は企業にとって重要な経営課題となっています。 本セミナーでは、環境省JCM推進室より髙橋室長補佐をお招きし、COP30の成果やパリ協定第6条関連の最新動向、JCMの進捗状況について解説いただきます。 また、サステナクラフトからは、JCMでのクレジット供給が期待されている中で、各国での6条関連の動きも踏まえた各国のJCMポテンシャルやボトルネックの分析についてお話しします。 加えて、SBTiの新たな企業ネットゼロ基準(Version 2)の2回目のパブコメの内容などもお伝えしたいと思います。

By sustainacraft