nature.cocraft
Corporate Coalition
for Nature Credit
nature.cocraftは、企業連合を組成し、信頼性の高い海外のカーボンクレジットを効率的に調達することができるプラットフォームです。運営会社であるサステナクラフトは、2030年までに累計1億トンの自然由来のクレジットを供給し、自然資本への資金循環に貢献することを目指しています。
お問い合わせCore Principle
品質基準と、私たちが大事にしていること
nature.cocraftでは、「高品質」という基準をあえて設定しません。炭素案件は様々であり、また企業が脱炭素に対してできることも様々です。炭素除去も回避/削減もどちらも重要です。炭素貯留の耐久性が相対的に短いソリューションでも、再放出が温暖化ピークよりも後である限りは気候変動緩和に意味があります。また、永続性リスクの高い案件(例えば、沿岸域の植林活動など)の一部は、耐久性は劣るかもしれませんが、適応(Adaptation)の観点で重要であることも多くあります。
- 企業ができる自然資本への貢献は、さまざまな形があり、一つの正解があるものではありません。どのような案件を選ぶのかは、企業がどのような環境主張をするのかに紐づきます。
- 私たちは、可能な限り科学的な最新の知見を取り入れ続け、中立的な立場でそれぞれの案件を評価します。
- 正解はありませんが、案件を評価する上での軸は明確に設定されます。このプラットフォームでは、案件の探索、評価、契約のサポート、モニタリング、環境主張を一貫してサポートします。
Coverage
以下の炭素クレジット案件を対象としています
| JCMクレジット | ボランタリークレジット (VCS, Gold Standard, ART-TREES 等) |
J-クレジット |
|---|---|---|
| ○ | ○ | × |
| 中南米全域 | アジア全域 | アフリカ全域 |
|---|---|---|
| ブラジル/パナマ/ウルグアイ/コロンビア/メキシコ/ペルー | インドネシア/ベトナム/カンボジア/フィリピン/インド/パキスタン | 南アフリカ/ガーナ/ケニア/ジブチ |
| 自然由来系 (森林・農地系) |
自然/技術系混合型CDR | エネルギー系 |
|---|---|---|
| ○ REDD+/ARR/ALM/WRC/IFM |
○ バイオ炭/TSB/ERW |
× 省エネ/再エネ/CCS |
Values
共同調達により、初期コストを抑えながらも、有利な条件で幅広い案件に関与することが可能に
案件ポートフォリオの拡大と効率的な案件分析
- 単独で調達するよりも幅広な案件に関与できるため、多様ポートフォリオで気候変動・政治リスクなどをヘッジすることが可能に。
- 複数企業で案件評価をするため、DDにかかる1社当たりのコストを低減することができます。
バイイングパワーを集めることによる有利な交渉
- 複数企業でバイイングパワーを合算することで、有利な交渉条件を引き出すことができます。
- 一般にチケットサイズの大きな大規模植林のような案件についても、複数企業で進めることで、1社当たりのチケットサイズが低減されます。
マーケット動向アップデートや案件ケーススタディ
- 方法論や規制のアップデート、案件ごとのケーススタディなど、豊富な情報をお受け取り頂けます。
- コミュニティとしても機能するため、異なる業界・企業間での対話の場としてもお使いいただけます。
Plan
カーボンクレジット調達の検討段階から調達中の企業様まで、幅広い企業様にご参画頂くことが可能です
オブザーバープラン
海外のカーボンクレジットを検討中で、まずは最新動向や事例を学びたい企業様向け
オフテイカープラン
信頼性の高い海外のカーボンクレジットを、低コストで調達したい企業様向け
金融機関向けプラン
カーボン案件に対して、エクイティやデットなど、様々な形でのファイナンス参画を検討している金融機関様向け
Team
炭素循環の研究、データサイエンス、開発銀行など金融機関など
多様なバックグラウンドを持つチームで運営しています