【開催報告】海外プロジェクト開発者向け、二国間クレジット制度(JCM)が生み出す機会

【開催報告】海外プロジェクト開発者向け、二国間クレジット制度(JCM)が生み出す機会

2025年9月19日、海外のプロジェクト開発者向けに二国間クレジット制度(JCM)に関するウェビナー(英語)を開催しました。25カ国を超える国・地域からの参加があり、JCMに対して国際的な関心が非常に高まっていることを示しています。同時に、JCMの最新の状況や細かな運用ルールに関しては海外においては情報がまだ十分とは言えない状況で、本ウェビナーでも大変多くの質問が寄せられ、一つずつ回答致しました。

ウェビナーには、環境省から境野達也氏と宇賀舞子氏が登壇くださり、JCMの枠組み、ルールに関して、丁寧に回答や見解を共有いただきました。また、当社のジュリア・ドナー Carbon Specialistは、プロジェクト開発者がどのようにJCMに関与し、その機会を活用できるかについて、発表しました。

私たちは、JCMがプロジェクト開発者・投資家・政府を結びつけ、実効性のある気候ソリューションを構築する大きな可能性を持っていると考えます。今後、JCMを通じたNbSプロジェクトの実施に関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひコンタクト頂ければ幸いです。

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GX/ETSに向けた炭素クレジット
最新動向 解説セミナー ~COP30やGX/ETS制度設計、そのほか関連イニシアティブを踏まえた最新動向~

GX/ETSに向けた炭素クレジット 最新動向 解説セミナー ~COP30やGX/ETS制度設計、そのほか関連イニシアティブを踏まえた最新動向~

ウェビナー GX/ETSに向けた炭素クレジット 最新動向 解説セミナー COP30やGX/ETS制度設計、そのほか関連イニシアティブを踏まえた最新動向 参加登録する 概要 2025年11月にブラジルで開催されたCOP30も含め、パリ協定第6条(国際炭素市場メカニズム)やJCM(二国間クレジット制度)を取り巻く環境は大きく動いています。 また、日本国内でもGX-ETS(排出量取引制度)の本格稼働に向けた制度設計が進んでおり、炭素クレジットの活用戦略は企業にとって重要な経営課題となっています。 本セミナーでは、環境省JCM推進室より髙橋室長補佐をお招きし、COP30の成果やパリ協定第6条関連の最新動向、JCMの進捗状況について解説いただきます。 また、サステナクラフトからは、JCMでのクレジット供給が期待されている中で、各国での6条関連の動きも踏まえた各国のJCMポテンシャルやボトルネックの分析についてお話しします。 加えて、SBTiの新たな企業ネットゼロ基準(Version 2)の2回目のパブコメの内容などもお伝えしたいと思います。

By sustainacraft