サステナクラフト、「NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」「カーボンクレジット基盤構築」部門で2位を受賞

サステナクラフト、「NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」「カーボンクレジット基盤構築」部門で2位を受賞

株式会社sustainacraft(東京都目黒区、代表取締役:末次浩詩、以下「sustainacraft」)は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)が主催する「NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」において、「カーボンクレジット基盤構築(グリーン・ブルーカーボン等)」部門で2位を受賞したことをお知らせいたします。

本コンテストは、グリーン分野に係る課題の解決を、衛星データ等を活用することで、効果的に実現する技術を収集・分析し、将来の共同研究等に繋がる技術シーズを発掘、より多くの革新的・独創的なアイデア・提案を収集する取り組みであり、sustainacraftはNbSプロジェクトの非永続性スコアを定量的に評価するための技術開発を提案し、高い評価を受けました。

■ 受賞プロジェクトについて
本プロジェクトでは、複数の衛星データの組み合わせにより、個別案件レベルの干ばつリスクを定量化し、自然由来のカーボンクレジットにおける適切なリスク・経済性評価をサポートするツールを開発しました。過去に発生した干ばつの推定だけではなく、数ヶ月先の短期予測、さらに気候モデルに基づいた数十年レベルの長期予測も実行可能です。近年では、気候変動の影響により自然災害によるカーボンプロジェクトの反転リスクも高まっていますが、実際のプロジェクトでは必ずしもそのようなリスクが適切に評価されているとは言えず、評価の方法もブラックボックスとなっています。今回開発したツールにより、自然資本のプロジェクト評価の透明性を高め、買い手とプロジェクト開発者を繋げ、自然保全プロジェクトへの資金循環を後押しできればと考えています。

■ NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth について
「NEDO Challenge, Satellite Data for Green Earth」は、衛星データ等を活用し、地球環境問題やエネルギー課題の解決を目指す技術・ビジネスアイデアを競う懸賞金活用型コンテストです。詳細については、以下の公式サイトをご参照ください。

公式サイト:https://space-data-challenge.nedo.go.jp/

株式会社sustainacraft(サステナクラフト)について
サステナクラフトは、「自然資本への資金循環の促進」をミッションとする、自然由来カーボンクレジットのデューデリジェンスに特化したスタートアップです。2024年9月、GXに取組む企業向けに、信頼性の高い海外のカーボンクレジットを複数のプロジェクト開発者から効率的に調達できる「共同調達プラットフォーム」の提供を開始致しました。

<会社概要>
・社名:株式会社sustainacraft(サステナクラフト)
・設立:2021年 10 月1日
・代表者:末次 浩詩
・資本金:3億3,601万円(資本準備金含む)
・投資家: インクルージョン・ジャパン株式会社、株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ、ジャフコ グループ株式会社
・所在地:東京都目黒区目黒2丁目11番3号
・会社HP:https://jp.sustainacraft.com
・共同調達プラットフォームについて:https://lp.sustainacraft.com/ja/jpp

<ニュースレターのご案内>
月1回程の頻度でカーボンクレジットに関する専門的な情報を配信しています。
購読は(https://sustainacraft.substack.comまで。

本プレスリリースに関するお問い合わせ・取材依頼先
メールアドレス:press@sustainacraft.com

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ウェビナー GX/ETSに向けた炭素クレジット 最新動向 解説セミナー COP30やGX/ETS制度設計、そのほか関連イニシアティブを踏まえた最新動向 参加登録する 概要 2025年11月にブラジルで開催されたCOP30も含め、パリ協定第6条(国際炭素市場メカニズム)やJCM(二国間クレジット制度)を取り巻く環境は大きく動いています。 また、日本国内でもGX-ETS(排出量取引制度)の本格稼働に向けた制度設計が進んでおり、炭素クレジットの活用戦略は企業にとって重要な経営課題となっています。 本セミナーでは、環境省JCM推進室より髙橋室長補佐をお招きし、COP30の成果やパリ協定第6条関連の最新動向、JCMの進捗状況について解説いただきます。 また、サステナクラフトからは、JCMでのクレジット供給が期待されている中で、各国での6条関連の動きも踏まえた各国のJCMポテンシャルやボトルネックの分析についてお話しします。 加えて、SBTiの新たな企業ネットゼロ基準(Version 2)の2回目のパブコメの内容などもお伝えしたいと思います。

By sustainacraft