【Webinarアーカイブ】2023年のボランタリーカーボンクレジット市場振り返り〜自然由来カーボンクレジットの需要供給動向とCOP28レポート〜
(※2023年12月26日に開催されたセミナーのアーカイブ配信です。)
<アーカイブ概要>
■ ご視聴方法:アーカイブ動画
■ ご視聴時間:1.5時間
■ お申し込み方法:こちらのフォームよりお申込みください
■ 参加費:無料
■ 主催:株式会社サステナクラフト、株式会社SDGインパクトジャパン
※ フォームURLはこちら:https://share.hsforms.com/1xl7nInZJRwGtOesJkvFmlQr7leo
※ 会社メールでのお申込みをお願いします。企業名が不明な方、競合等に当たる方、Gmailなどの個人メールでお申込の方はお断りさせて頂いております。
※ お申込後、数営業日以内にURL付きの詳細メールをお送りします。ご案内メールが届かない場合や、その他ご質問がございましたら info@sustainacraft.com までご連絡ください
※当社及び参加者への営業・勧誘行為は禁止させて頂きます。
<ウェビナー概要>
今年1年も残り少なくなってきました。そこで、「2023年のボランタリーカーボンクレジット市場の振り返り」という位置づけでのセミナーを開催いたします。
この1年、ボランタリーカーボンクレジット市場は、年初のガーディアン記事(参考)に始まる自然由来のカーボンクレジットの過剰発行リスクの指摘に伴い、市場も償却量ベースでは当初想定していた盛り上がりを見せませんでした。
一方で、カーボンクレジットを創出するための方法論については、様々な批判を受けながら多くの改訂が発表されました。このニュースレターでも、REDD、ARR、IFM、ALMなど多くの個別方法論に関する改訂の説明や、VCS StandardやICVCM CCPなどに関する説明をしてきましたが、確実に方法論は過剰発行リスクが低減される方向での修正が進んでいます。
本セミナーでは、いつものような方法論ごとのテクニカルな議論には深入りせずに、市場全体がどのように推移しているのか、需要と供給の観点から定量的な数値をお伝えしていきます。
需要側としては、償却量ベースでは前年よりも冷え込みましたが、一方で自然由来のカーボンクレジットの調達・投資に対して積極的な姿勢を公表する企業も多くあります。クレジットの取引データや、各企業のサステナビリティレポート等の解析を通して、具体的にどのセクター・どの企業が、どのような取引を行なっていて、将来に対してはどのような姿勢を表明しているのかを紹介します。
供給側については、大規模なREDDは今後ARTなど管轄区レベルの方法論からの創出量が増えてくると予想されていたり、これまでのプロジェクトレベルのREDDと同程度の規模のALM案件も数多く出てきている中で、この10年で今までとは大きく供給構造が変わることが想定されます。パイプラインプロジェクト1の分析を通した供給構造の分析や、それぞれのカテゴリーがこれまでどのような批判を受けてきたのかなどを振り返ります。
これまですでにカーボンクレジットの調達をある程度されてきた方にとっても、これから調達を検討される方にとっても、市場の概観を掴む上で出発点となるような情報をお伝えできればと考えています。
アジェンダ
■ 自然由来を中心にボランタリークレジットの市場動向
■ 海外企業のボランタリークレジットの使用事例
■ COP28でのボランタリークレジットに関わる話題のまとめ
こんな方におすすめ
■大企業において、脱炭素戦略・気候変動戦略にお悩みのサステナビリティ・事業企画担当の方
■脱炭素領域・自然由来の領域で新たな投資機会を模索されている金融機関の方
■脱炭素戦略のアドバイスを企業向けに行っているコンサルタントの方
登壇者
株式会社sustainacraft 代表取締役 末次 浩詩
コンサルティング業界で10年強データサイエンスを軸に様々な業界での案件に従事し、独立起業。並行して東京大学の先端研にてマルチエージェント強化学習の研究、衛星コンステレーションスタートアップでソリューションR&Dに従事したのち当社を創業。東京大学先端研博士課程(工学博士)、INSEAD Management Acceleration Programme修了。
SDG impact Japan マネージングパートナー 栗田 永幸
国際的なCO2排出権取引の豊富な経験と、欧米企業や専門機関との信頼できるネットワークに基づき、気候変動対策に関する専門的なコンサルティングサービスを提供。UNFCCC、国際・国内脱炭素政策に精通。みずほコーポレート銀行環境担当調査役、みずほ情報総研チーフコンサルタント、あすかグリーンインベストメント株式会社代表取締役、環境・エネルギーコンサルティング会社環境事業部国際ユニットマネージャーなどを歴任。英国レディング大学ヘンリー・ビジネス・スクールにてMBA取得
<運営会社について>
サステナクラフトは、「自然資本への資金循環の促進」をミッションとする、自然由来カーボンクレジットのデューデリジェンスに特化したスタートアップです。2024年9月、GXに取組む企業向けに、信頼性の高い海外のカーボンクレジットを複数のプロジェクト開発者から効率的に調達できる「共同調達プラットフォーム」の提供を開始致しました。
会社概要
■ 社名:株式会社sustainacraft(サステナクラフト)
■ 設立:2021年 10 月1日
■ 代表:末次浩詩
■ 所在地:東京都千代田区平河町1丁目6番15号USビル8階
■ 会社HP:https://jp.sustainacraft.com
■ ニュースレター:https://sustainacraft.substack.com